病院ニュース&コラム

 

福島県言語聴覚士会総会・研修会が開催されました

2013/06/02

 5月26日(日)総合南東北病院中央棟4階大講堂で、「平成25年度福島県言語聴覚士会総会・研修会」が開催され、県内各地から、今年国家試験を合格した27名の新規会員を含む約190名の言語聴覚士が集まりました。
 はじめに、昨年度の福島県言語聴覚士会長である総合南東北病院神経心理学研究部門科長の佐藤睦子先生が挨拶。前年度事業報告、決算報告、今年度事業計画、予算案について話し合われ、役員改選では、新会長に養生会かしま病院の相澤悟先生が就任しました。
 総会終了後の研修会では、佐藤睦子先生が「高次脳機能障害について‐基礎と臨床‐」と題して、大脳損傷後に出現する言語、記憶、行為などの障害について、実際の症例を交えながら講義を行いました。佐藤先生は、「患者さんに適切な刺激を与えることにより最大限の反応を引き出すような脳細胞に響く治療が大切で、そのような治療を行うためにも言語聴覚士の力量を高めていかなければいけない」と述べました。