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日本では12月~3月にかけてが、季節性インフル工ンザの流行時期にあたります。
季節性インフル工ンザに対しては、インフル工ンザワクチンの接種が、その対策の第一歩となります。
インフルエンザワクチンを接種すれば、ウイルスに感染しても発症をある程度抑える効果や、重症化を予防する効果を期待できます。とくに、乳幼児や高齢者のいるど家庭の方は、ワクチンの接種に関して積極的にかかりつけ医に相談してください。
インフルエンザワクチンの効果はおよそ4か月です。このため、昨年ワクチンを接種した人も接種の必要があります。インフルエンザワクチンは、そうとうな数量が用意されていますが、それでも流行状況によっては不足することがあります。なるべく早めの接種が望ましいでしょう。
なお、インフルエンザワクチンの接種に関しては、自治体による補助を受けられる地域もあります。
インフルエンザウイルスには、様々なものが存在します。このため、WHO(世界保健機関)ではどのウイルスが流行するかを予測し、この情報に基づいて日本でもワクチンが製造されます。
日本における2013-14のインフルエンザワクチン製造棟は、A型2種、B型1種の3種類を混合したものとなっています。
①A/カリフォルニア/7/2009
(HINl)pdmO9
②A/テキサス/50/2012(H3N2)
(参B/マサチューセッツ/2/2012
①は、2009年の大流行がいまだ記憶に新しい、HINl新型インフルエンザに備えたもの。②、③はそれぞれ昨年開発された、より高い効果の見込まれる。ものです。
-すぐに役立つ暮らしの健康情報-こんにちわ 2013年11月号:メディカル・ライフ教育出版 より転載