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車いすでの移動を余儀なくきれている人は多くいますが、だからといって家にこもりきりになる必要はありません。車いすでもいろいろな場所に行って、あれこれ楽しむことができます。デパートやショッピングモール、観光地でも、車いす利用者に配慮された設備が整いつつあります。
車いすを使用している人は、移動が大変なことから、つい外出が面倒になってしまいがちです。
しかし最近ではいろいろな場所・施設でバリアフリー化が進められて、車いす利用者にとって、とても便利になってきています。安心して外出できることは、車いすを利用する人の活動の幅が広がることを強く後押ししています。
とはいえ、街中に出て過ごすときに問題となるのはトイレです。お出かけ先に車いすでも使えるトイレがあるかどうかを確認しておく必要はあるでしょう。
車いすで生活をしている人の中にも、車の免許を取り、自分の運転する車でドライブを楽しんでいる人が大勢います。今は車いすに乗ったまま運転できる車、車いすを自動収納、運転補助装置も付いている車も開発されています。
車いすマラソンや車いすテニスなどのスポーツが、パラリンピックでの日本選手の活躍もあり広まっています。また、自立するために、車いすで仕事に就いている人も多くいます。
車いすで生活をしている人がさらに社会で活躍できるように、もっともっと応援していきたいですね。
-すぐに役立つ暮らしの健康情報-こんにちわ 2015年01月号:メディカル・ライフ教育出版 より転載