健康情報 こんにちわ

 

スマートフォンで健康管理

日本人の6割が使用している「スマートフォン」。
すでに市場では、1万点を超える健康管理用のスマートフォンアプリが発表されています。
そんななか、多くの人が健康管理こスマートフォンを活用している-方、スマートフォンを使った健康管理による思わぬトラブルも起こっているようです。

簡単に記録が残せるスマートフォン

 スマートフォンによる健康管理アプリは、おもに体重の推移や運動量、摂取・消費力ロリーの計算、血圧や血糖値を記録することで、利用者が健康の自己管理に役立てるように作られています。
  またアプリによっては、そうして得られた数値をもとに解析が行なわれ、健康アドバイスや目標値を提示してくれるものもあります。
  とはいえ、健康管理アプリを使用すれば、ほっといても健康になるというものではありません。あくまでも、得られた数値やアドバイスを利用者がどう役立て、実践するかにかかっています。

スマートフォンの健康管理で思わぬトラブル!?

 スマートフォンの健康管理アプリを使用している人は、ある調査によると、すでに3割以上にのぼっています。そうしたなか、いままでになかっ
たトラブルもいくつかみられるようになりました。
  例えば、「操作や設定のミス」によるトラブル。これは、糖尿病や高血圧症の健康管理をスマートフォンで行なっている方には、とくに注意してい
ただきたい点です。操作や設定ミスで表示された数値を信じ込んで、症状を悪化させる例も報道されています。
  その他には、記録した数値を悪い方向に考えてしまい、精神的なストレスになっているケースです。
  体重や運動量の数値はあくまでも目安にすぎません。ど自身の体調を十分に意識して、快適と思える方法でスマートフォンの健康管理アプリを利用する必要があります。

-すぐに役立つ暮らしの健康情報-こんにちわ 2015年10月号:メディカル・ライフ教育出版 より転載