健康情報 こんにちわ

 

便秘を防ぐために

高齢になるとどうしても、食べたいときに食べるという感じで、食生活が不規則になり、便秘の原因となります。また、運動不足や、食物繊維や水分が十分に摂れていないことも便秘の原因とないります。

こんなことから便秘になる!?

  高齢者の便秘を防ぐ方法は、実は、若い人の場合と同じです。まずは食生活の改善が必要となります。一日3回、決まった時間での規則正しい食事の習慣は、便秘になりづらくします。ですから若い頃から規則的な排便をしてこなかったり、便秘気味であった人は、高齢になって深刻な便秘に悩まされることが少なくありません。
  高齢者や身体が不自由で寝たきりの人の場合などは、便意をもよおしても周囲の対応が遅れるなどして、本人に排便をがまんさせてしまうことがあります。それが繰り
返されることが原因になって便秘になってしまうこともよくあります。

 

周囲の人たちの応援も大切

  若い人であっても不規則な生活が続くと便秘になってしまうことはよくあります。食事や睡眠など、規則正しい生活は、さまざまな生活面でよい効果をもたらします。
  そんな生活を送るためには、家族や介護職の人など、周囲の人たちの協力も大切になってきます。例えば運動不足にならないように散歩をさせたり、家の中でもできる
だけ自分の足で歩くように援助しましょう。
  そもそも排便には腸の力が必要であり、腸に力を込めるには腹筋を使います。ですから腹筋の低下は便秘になりやすくなります。便秘になると、どうしてもイライラが
続きがちになったり、認知症の症状が、悪化するという報告もあります。

 

 

-すぐに役立つ暮らしの健康情報-こんにちわ 2015年11月号:メディカル・ライフ教育出版 より転載