健康情報 こんにちわ

 

サルコぺニアを防ぐ

最近しばしば耳にするようになった「サルコペニア」とは、加齢にともなって筋肉量が減っていき、同時に筋力が失われていくことを指していう言葉です。サルコペニアを予防できれば、高齢になって寝たきりになるリスクを大きく減らすことができます。

サルコぺニア予防の運動


  年をとるにしたがって、目や耳をはじめ私たちのさまざまな身体機能は、衰えはじめます。高齢者が寝たきりになる原因の第1位は脳卒中ですが、第2位が、このサルコペニアです。筋肉が減少して脂肪が増加するため、サルコペニア肥満と呼ばれ、普通の肥満以上に高血圧や低体力による転倒などのリスクが高まります。高齢者の場合は、大事に思うあまり、ひたすら安静を求めてしまいがちですが、むしろ毎日軽い運動を続けるよう心がけましょう。サルコペニア予防に効果的な運動を以下に紹介します。

サルコぺニア予防の食生活を


  サルコペニアの予防には、筋肉量の維持がポイントになりますから、食生活を含めた日常的な予防を、長期的にしていかなければなりません。まず、筋肉維持に必要なたんばく質やビタミン(特にビタミンD)を、普段の食事で十分に摂る必要があります。太ることを気にしての過度な食事制限は止めましょう。
  健康長寿の老後を過ごすためには、適度な運動をし、肉や魚をしっかり摂って筋力の改善・維持に努めましょう。



 

 

 

-すぐに役立つ暮らしの健康情報-こんにちわ 2016年5月号:メディカル・ライフ教育出版 より転載