広報誌 南東北

 

サケ(鮭)

体を温め、引き締める 冷え性・貧血・肥満を改善

サケ サケは昔から体を温めるといわれ、胃腸を温めて血のめぐりを促し、胃弱、冷え性、体力のない人に良い食べ物と言われてきました。サケに含まれるたんぱく質は良質で消化吸収が良く、お年寄りや子どもにも適しています。
《サケの栄養》
 サケの赤い色素成分は抗酸化物質のアスタキサンチン。体内で悪玉コレステロールを減らす働きがあります。タイ・キンメダイ・エビ・カニなどにも含まれる色素。エビ・カニは殻の部分、タイ類は皮の部分に含有していますが、身に含有しているサケはアスタキサンチンを摂取しやすい特徴があります。身にアスタキサンチンが含まれるのは、魚類ではサケ類だけです。
《サケの種類と調理法》
【白鮭】一般にサケと言われる身の色が薄いピンク色のもので市場に多く出回っているのはこの白鮭。石狩鍋やちゃんちゃん焼きに向いています。
【紅鮭】サケの中で最も赤い身。 紅サケのスモークサーモンの原料として使われています。
【キングサーモン】和名は「ますのすけ」。サケの中で最も大きく2m近いのもあります。また脂肪分が多いのでステーキやソテーなどの洋風料理向きです。
【からふとます】日本では、マスというとこの「からふとます」を指します。 鮭缶のほとんどがからふとますで、英名は「ピンクサーモン」。柔らかい身はムニエルやフライに向いています。

(参考:J-Medical 食べ物栄養辞典 おいしいねっと 栄養管理科 三坂 恵美)

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