広報誌 南東北

 

過去最多の513人が仲間入り 27年度南東北グループ合同入社式


渡邉理事長から辞令を受ける新入職員

医療人・福祉人の心得を斉唱する首都圏の新入職員
 南東北グループの27年度合同入社式は、3月29日㈰午前10時から郡山市の総合南東北病院のNABEホールで行われ、県内外7法人の20施設などに昨年より27人多く4月期過去最多の513人が入社、医療・福祉人としての第一歩を踏み出しました。
 新入職員は総合南東北病院が医師40人を含む115人、総合東京病院が医師9人を含む122人、川崎市の新百合ヶ丘総合病院が医師37人を含む120人、岩沼市の総合南東北病院が医師5人を含む35人など。医師・歯科医が93人、医師以外の医療スタッフが389人、事務職28人、保育士3人で県内が200人、宮城県が35人、青森県が14人、首都圏が264人。
 合同入社式には首都圏や宮城、青森など県外病院・施設の代表を含む新入職員や役職員、来賓ら260人が出席しました。渡邉一夫理事長が小原勝敏さん(総合南東北病院)ら医師一人ひとりに、一般職員は佐久間薫さん(同保健師)ら職種ごとの代表に辞令を交付。医師、一般職員が病院人・福祉人としての心得を斉唱し、医療や福祉に携わる誓いの言葉を述べました。 
 来賓の増子輝彦、山口和之両参議院議員と千葉貴弘みずほ銀行郡山支店長がお祝いの言葉を述べ、新入職員の前途を祝福。幹部職員の紹介に続いて渡邉理事長が講和し、南東北グループの現状を紹介するとともに進むべき方向を話し「夢と誇りをもって頑張りましょう。力を貸してください」と呼びかけました。
 また首都圏の合同入社式は3月31日㈫午前10時から川崎市麻生区の新百合ヶ丘総合病院STRホールで新入職員と役職員ら約200人が出席して行われました。渡邉一夫理事長と渡邉貞義健貢会理事長が新百合ヶ丘総合病院、総合東京病院、江古田の森、東京クリニックに入社した264人に医師は一人ひとり、一般職員は職種ごとの代表に辞令を手渡しました。
 役職員紹介のあと医師、一般職員が病院人・福祉人の心得を斉唱、自覚と責任を誓いました。石坂潤一横浜銀行新百合ヶ丘支店長の祝辞のあと渡邉理事長が講話し「みんなで力を合わせて頑張りましょう」と新入職員たちの前途を励ましました。




マハティール元首相(マレーシア)が来院 BNCTなど先端医療施設を視察


先端医療施設を視察するマハティール元首相(中央)
 マレーシアのマハティール元首相(89)が3月26日㈭午後、郡山市の総合南東北病院を訪れ、南東北がん陽子線治療センターなどがん治療の先端医療施設を視察しました。
 マハティール元首相は12年前まで22年間首相を務め、在任中は“日本の戦後に学べ”と「東方政策」を提唱し経済成長を実現させた知日家。医師から政治家になっただけに医療分野にも関心が強く、今回は優れた日本の先端医療事情視察のため来郡しました。
 同病院幹部の出迎えを受けたマハティール元首相は寺西寧同病院長の説明を受けながらがん陽子線治療センター、PETセンター、昨年秋に建屋が完成し今年から治験開始予定のBNCT(ホウ素中性子捕捉療法)研究センターを精力的に見て回りました。
 視察の後、レストラン・ボンジュールで懇談、渡邉一夫理事長が「ようこそ。マレーシアの医療充実にお手伝いできることがあればぜひ協力したい」と歓迎しました。これに対しマハティール元首相は「マレーシアにもこのような先端医療施設ができ東南アジアが恩恵を受けられるよう願っている」とあいさつ。共同研究などによる国際貢献を提案し友好を深め合いました。

クールビズ、今年は5月から 例年より1ヵ月早めてスタート

 地球温暖化や省エネ対策に協力し「クールビズ」を実施している総合南東北病院をはじめとする南東北グループは、今年はスタートを1カ月早め5月1日㈮から実施します。
 環境省の提唱で始まったクールビズは今年で11年目を迎えます。東日本大震災や原発事故に伴う発電所の稼働停止などで毎年、東京電力や東北電力管内で夏場の電力不足が心配されています。当グループも温暖化・省エネ対策に協力するとともに業務の効率化を図るため5年前からクールビズを実施。昨年は従来の6~9月を10月まで1カ月延長して5カ月に拡大、今年はさらに1か月早めて5~10月までの6カ月間にしました。
 具体的には①業務効率の向上を図るため職員の服装は軽装(ノーネクタイ、半袖シャツ)を認める②各施設の冷房設定温度は高め(28度程度)を基本に各施設の実情に応じて設定する―などと例年と同じです。南東北グループには7法人の病院や施設が約80カ所ありますが、今年も皆さんのご理解とご協力をお願いします

前期日程と演題決まる 平成27年度医学健康講座

 総合南東北病院の27年度医学健康講座の前期日程と演題が決まりました。開催日は、今年から毎月第3金曜日に変わりましたが、講師の都合で4・5月は第4金曜日、6月は第2金曜日です。
 新年度初回は4月24日午後2時から北棟NABEホールで渡邉一夫理事長が「世界初のガン治療」と題して講演。当院で今年治験を開始するBNCT(ホウ素中性子捕捉療法)について解説します。
 5月は22日に南東北医療クリニックの鷺野谷利幸PETセンター長が「PET検査を使ったがんドックとその上手な利用法」と題し講演します。5月以降日程は次の通り。

3月の手術件数

 3月の手術件数は674件でした。内訳は眼科237件、外科82件、整形外科73件、形成外科64件、脳神経外科51件、泌尿器科51件、耳鼻科46件、心臓血管外科23件、呼吸器外科14件、放射線治療科(陽子線)9件、婦人科6件、周産期センター5件、歯科口腔外科5件、小児心臓外科3件、放射線科3件、神経内科1件、放射線治療科(本院)1件です。

3月の救急車台数

 3月の救急車台数は420台。時間外の受診患者さんは1210人でした。

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