広報誌 南東北

 

当院も「キビタン健康ネット」開始



 かかりつけから広がる安心―をキャッチフレーズにした「キビタン健康ネット」が昨年からスタートしましたが、総合南東北病院は1月4日から情報提供を開始しました。
 キビタン健康ネットは一昨年秋、県医師会や社会福祉協議会などが「県医療福祉情報ネットワーク協議会」を結成。 県内の医療機関や薬局・介護施設などで県民の医療情報を共有して適切な診断や治療に役立てようというシステムで県中・県南・いわき地区の一部病院で昨年10月から始まっています。総合南東北病院は郡山地区で2番目です。
 健康ネットでは当然、患者さんの同意が必要で参加に同意した患者さんのデータのみを当面は当院から診療所などへ片方向で提供します。 これにより①中核病院で受けた検査結果をかかりつけ医で確認できる②かかりつけの薬局できめ細かな説明を受けられる③患者さんの診療歴が医療機関の治療などに活かされる―などの利点があります。
 中核になる情報提供病院は現在、準備中を含め40施設超ですが、今年中には県北・会津・相双地区にも拡大し情報提供施設は700超になると見られます。 当院では医療・眼科クリニック、陽子線治療センター、第二病院も参加します。ネット参加希望の県民には「キビタン健康パスポート」を各施設で発行していますのでお尋ねください。

無事故と安全願い手術室開き


無事故を祈る渡邉理事長ら
 総合南東北病院の平成28年手術開きは、仕事始めの1月4日(月)、今年初朝礼後の午前9時過ぎから本院手術室前で行われ、今年1年の無事故と安全を祈りました。
 渡邉一夫理事長、寺西寧院長、管桂一・渡辺善一郎副院長、窪睦子看護部長はじめ外科、麻酔科の医師や手術室スタッフらが出席しました。 渡邉理事長が祭壇に玉串を捧げた後「昨年の手術件数は7900件弱でした。今年も手術の安全に努め、8000件を目指してがんばりましょう」とあいさつ。 無事故を願いスタッフとともに1人でも多くの患者さんを救えるよう全力を尽くすことを誓いました。


美しい歌声を響かせた聖歌隊ペイネ


美声を響かせた聖歌隊・ペイネ

堂々と演奏する子どもたち
紙ふうせん・Xマスコンサート
 総合南東北病院のボランティア「紙ふうせん」によるクリスマスコンサートは12月19日(土)午後2時から老健ゴールドメディア1階ホールで開かれ、利用者さんや職員ら150人が参加し、歌やピアノの演奏を楽しみました。
 コンサートは厳かなオルガンの音色で開幕、いつものホールが一気にクリスマスモードに変わりました。4人の聖歌隊「ペイネ」による美しい歌声が響いた後は、地元のこどもたちによるピアノの発表会が行われました。 華やかに着飾った〝ちいさなピアニスト〟たちは日頃の練習の成果を次々に披露。子どもらの堂々とした演奏に、利用者さんからは大きな拍手が送られました。最後に会場の全員で「きよしこの夜」を合唱し、大盛況のコンサートでした。


2月の医学健康講座

 総合南東北病院の2月医学健康講座は2月19日(金)午後2時から同病院北棟1階NABEホールで開かれます。今回は同病院の菅野惠心臓・循環器センター長(心臓血管外科)が 「食事で若がえり」と題して講演します。動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中などの疾病を防ぐため血管年齢を若返らせる食事法などを分かりやすく解説します。 入場は無料。送迎バスは郡山駅午後1時発、病院同3時25分発。

12月の手術件数

 12月の手術件数は686件でした。内訳は眼科226件、外科86件、整形外科64件、形成外科55件、脳神経外科53件、泌尿器科42件、外傷センター41件、耳鼻科35件、心臓血管外科22件、呼吸器外科15件、 婦人科11件、放射線治療科(陽子線)10件、周産期センター7件、歯科口腔外科7件、放射線科5件、小児心臓外科3件、消化器内科2件、産科1件、麻酔科1件です。

12月の救急車台数

 12月の救急車台数は440台。時間外の受診患者さんは1221人でした。

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