広報誌 南東北

 

メディカルフィットネスさくらだより

姿勢改善①ピラティス

ストレッチと深層筋の鍛錬 バランス調整で肩こり・腰痛予防も
 骨盤を主にエクササイズするピラティスを紹介します。ウェイトトレーニングのように体の外側にある筋肉強化ではなく、内側の俗にいうインナーマッスル(深層筋)を効果的に鍛えます。 姿勢の崩れや身体の不具合は、この深層筋が弱化することで起きます。長時間の座位や同一姿勢の繰り返しなど普段の何気ない日常生活の行動も姿勢を崩す原因の1つです。
 ストレッチと深層筋のエクササイズ、左右の筋バランス調整を同時に行うことで姿勢改善や肩こり・腰痛予防などの効果があります。 ピラティスで重要なのは、自らの身体変化に気づき、筋肉を自らコントロール、体調が悪い時も自分で調整できることです。
 紹介するのは脊柱・股関節の柔軟性を高める訓練です。運動の前後で上半身の捻じれる範囲の変化を体験できます。

【マーメイドのポーズ】
①片足を正面に平行に、もう片足を正面に直角②息を吐きながら、手を遠くに伸ばす③伸びた状態のまま深呼吸を5回。
▼ポイントは①背骨をしっかりと捻る意識を持つ②痛みのない範囲で伸ばせるだけ遠くに体を伸ばす③体を右側にねじるのが苦手な方にお勧め。

【ゾウのポーズ】
①足を伸ばして座る②息を吐き右手を左足のつま先、左手を後ろに伸ばす。目線は左手の指先③息を吸いながら元の位置に戻る。

(メディカルフィットネスさくら 理学療法士 坂本英樹)

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