広報誌 南東北

 

希望胸に社会へ一歩 過去最多の523人が仲間入り 南東北グループ合同入社式


渡辺理事長から辞令を受ける高井BNCT研究センター長

医療人・福祉人の心得を誓う新入職員たち
 南東北グループの28年度合同入社式は、3月27日(日)午前10時から郡山市の総合南東北病院北棟NABEホールで行われ、県内外7法人の21施設に昨年より10人多い過去最多の523人が入社、医療・福祉人としての第一歩を踏み出しました。 今年の新入職員は、総合南東北病院が医師30人を含む132人、川崎市の新百合ヶ丘総合病院が医師22人を含む116人、中野区の総合東京病院が医師10人ら115人、岩沼市の将道会・総合南東北病院が医師2人ら45人など。 県内が222人、県外が301人です。
 合同入社式には、首都圏や宮城・青森両県など県外病院・施設の代表を含む新入職員ら280人が出席。渡邉一夫理事長が高井良尋さん(南東北BNCT研究センター)はじめインド人の研修医ローヒット・バンジルさんら医師一人ひとりに、 一般職員は菊地沙紀さん(総合南東北病院看護師)ら職種ごとの代表に辞令を交付しました。医師・一般職員が病院人・福祉人の心得を斉唱し医療や福祉に携わる誓いの言葉を述べました。
 来賓の増子輝彦、山口和之両参議院議員、千葉貴弘みずほ銀行郡山支店長がお祝いと励ましの言葉を述べ、新入職員たちの前途を祝福。幹部職員の紹介のあと渡邉理事長が講話し、 グループの現状を紹介するとともに世田谷区梅が丘の老健・障がい者・回復期リハビリ病院合築計画、大阪・なんば駅ビルへのクリニック開設計画など今後取り組む青写真を披露し 「大事なのは人。夢を持ってさらに躍進しましょう」と若い力に期待をにじませました。
 一方、首都圏の合同入社式は3月31日(木)午前10時から川崎市麻生区の新百合ヶ丘総合病院STRホールで新入職員や役職員ら240人が出席して行われました。 渡邉一夫南東北グループ総長と渡邉貞義健貢会理事長が新百合ヶ丘総合病院、総合東京病院、東京総合保健福祉センター江古田の森に入社した246人に、医師は一人ひとり、一般職員は職種ごとの代表に辞令を手渡しました。 役職員の紹介に続き医師、一般職員が「病院人・福祉人の心得」を斉唱し、社会人としての自覚と責任を誓いました。石坂潤一横浜銀行新百合ヶ丘支店長の祝辞のあと渡邉総長が講話し 「若い力に期待します。みんなで力を合わせてがんばりましょう」と呼びかけ、新入職員たちを励ましました。

A.ノーベルの子孫がシンポで講演 日・印の国際技術交流連携申し合わせ


技術交流協力を申し合わせた渡邉理事長、ノーベル会長ら
 脳神経疾患研究所の「国土利用に向けた地域イノベーション・プロジェクト2016~日本とインドの国際技術交流」は、3月18日午後2時から郡山市の総合南東北病院北棟1階NABEホールで開かれ、 ノーベル賞創始者アルフレッド・ノーベルの兄弟の子孫でノーベル・サステナビリティー・トラスト財団会長のマイケル・ノーベル博士が「再生エネルギーの現状と未来」と題し基調講演しました。
 ノーベル会長は、再生可能エネルギーや先進医療、持続可能な農業などを軸にした国際技術交流を訴えています。講演に先立ち記者会見し「化石エネルギーには限りがあり世界的にエネルギーのクリーン化が進む。 福島県の再生可能エネルギー推進には国や住民が理解を深める努力こそ重要」との考えを強調しました。
 シンポジウムでは渡邉一夫脳神経疾患研究所理事長があいさつしたあと国友亨二NPO法人未来アジア技術フォーラム副会長を座長にノーベル会長、 ラジェンダ・クマール・カウラ・インド太陽エネルギー協会長、クエム・チャンド・ティモール印MP州アドバイタ建設取締役、 酒谷薫日大工学部教授がインドの新エネルギー戦略や福島県の地域イノベーションの取り組みなどについて講演。 最後に渡邉理事長を立会人に、関係者が日・印はじめアジアの国々との先端医療や新エネルギー、バイオなどで技術交流連携を深めることを申し合わせました。


今年も5月からクールビズ

 総合南東北病院などを中心とする南東北グループは、地球温暖化対策や省エネ対策に呼応して今年も5月から「クールビズ」を実施します。
 環境省が提唱しているクールビズは今年で12年目になります。5年前の東日本大震災や東京電力の原発事故に伴う発電所の稼動停止などにより毎年夏、東京電力・東北電力管内の電力不足が心配されています。 当グループではそうした地球温暖化対策や省エネ対策に協力するとともに業務の効率化を目指して6年前からクールビズをスタートしました。 平成25年は6月から9月までの4か月間実施しましたが、26年は1か月延長して6月から10月までの5ヶ月間、昨年は開始時期を1か月早めて5~10月までの6か月間実施しました。
 具体的には業務効率の改善を進めるため①職員の服装は軽装(ノーネクタイ、半袖シャツ)を認める②各施設の冷房設定温度は、28度程度の高めを基本とし、各施設の実情に合わせて実施する―などとなっています。 県内外の7法人で組織する南東北グループには総合南東北病院や南東北福島病院など8病院を含めて約80か所の病院、福祉・介護施設などがありますが、実施に当たり皆さんの深いご理解とご協力をお願いします。


5月の医学健康講座

 総合南東北病院の5月医学健康講座は、5月20日(金)午後2時から同病院北棟1階NABEホールで開かれます。
 今回は南東北医療クリニックの渡部光弘歯科長(歯科・口腔外科)が「歯周病について」と題して講演します。
 渡部歯科長は、食生活や歯みがき、生活習慣改善などで予防可能なことを分かりやすく解説します。入場無料。送迎バスは郡山駅午後1時発、南東北医療クリニック前同3時半発をご利用ください。

3月の手術件数

 3月の手術件数は757件でした。内訳は眼科261件、外科112件、形成外科77件、整形外科58件、脳神経外科49件、泌尿器科46件、外傷センター43件、耳鼻科37件、心臓血管外科29件、 婦人科12件、呼吸器外科11件、周産期センター6件、歯科口腔外科6件、放射線科5件、消化器内科3件、小児心臓外科1件、循環器科1件、放射線治療科(本院)1件、放射線治療科(陽子線)1件です。

3月の救急車台数

 3月の救急車台数は398台でした。時間外の受診患者さんは1164人でした。

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