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鍬入れする渡邉理事長
「こども園」完成予想図
子どもと障がい者と高齢者が、世代や障害の垣根を越えて互いに尊重し合える一体的な施設を目指した(一財)脳神経疾患研究所の「(仮称)南東北こども園」新築工事安全祈願祭は、
5月14日(土)午前11時半から郡山市富久山町八山田の建設予定地で行われ、来年4月オープンを目指して本格的な建設が始まりました。
この「こども園」は26年10月、特別養護老人ホーム(70床)と知的障がい者就労支援施設を併設してオープンした南東北福祉センター八山田の東隣約5500㎡の敷地に総工費約6億円を投じ、
木造平屋建て(準耐火構造・建築面積約1780㎡)の施設を建設します。施設には約200人規模の保育園(ゼロ歳児から5歳児まで収容)のほか、
放課後の子どもたち約40人が学習したり遊んだりできる学童保育と児童発達支援センターなどを併設します。
祈願祭には南東北グループの関係者ら約50人が出席。神事に続き渡邉一夫理事長が鍬入れ、建設請負の荒牧幸雄荒牧建設社長(須賀川市)が鋤入れ、
窪睦子同グループ看護部局長らが玉串を捧げて工事の無事安全を祈りました。このあと直会で渡邉理事長のあいさつに続き品川萬里郡山市長、増子輝彦・山口和之両参議院議員が祝辞を述べ、
石山達次イマジンプラス一級建築士事務所代表の発声で乾杯し、早期完成を祈念しました。
総合南東北病院の平成28年度医学健康講座の後期日程と演題が決まりました。3月号で前期日程をお知らせしましたが、これで28年度の全日程・演題が揃いました。
開催日は昨年度から原則毎月第3金曜日ですが、講師の都合で6月は第2金曜日、7月は第3土曜日、8月は第4木曜日に北棟1階のNABEホールで午後2時(7月は同3時)から開催します。
6月10日(金)は、同病院の西野徳之消化器センター長(消化器内科)が「本当は怖い便秘の話」と題して講演します。便秘の原因は、生活習慣の乱れや腸機能の低下だけでなく、
病気が原因の場合もあり、西野先生が分かり易く解説します。入場は無料です。
送迎バスは郡山駅午後1時、医療クリニック前同3時半をご利用ください。6月以降の日程と演題は次の通り。
平成28年
6月10日(金)14:00 ※第2金曜日
本当は怖い便秘の話
総合南東北病院 消化器センター長 消化器内科 西野 徳之
7月16日(土)15:00 ※第3土曜日
成長期のスポーツ障害 ~その特徴と予防法~
スポーツ医学センター長 大歳 憲一
8月25日(木)14:00 ※第4木曜日
骨折が治らないといわれたら…
外傷センター長 松下 隆
9月16日(金)14:00
腸内細菌叢と免疫・病気との関係
総合南東北病院 総合医療センター所長 総合診療科 樋口 健弥
10月21日(金)14:00
からだに優しい腰椎手術の話
総合南東北病院 脊髄外科科長 脳神経外科 平野 仁崇
11月18日(金)14:00
膵がんの話
総合南東北病院 院長 外科 寺西 寧
12月16日(金)14:00
泌尿器科のがんの予防と対策
南東北医療クリニック 院長 泌尿器科 深谷 保男
平成29年
1月20日(金)14:00
めまいについて
総合南東北病院 神経科学研究所長 神経内科 山本 悌司
2月17日(金)14:00
大動脈が裂けるのを防ぐ方法は存在するのだろうか?(大動脈解離)
総合南東北病院 心臓・循環器センター長 心臓血管外科 菅野 惠
3月17日(金)14:00
腰痛・膝痛について
南東北医療クリニック 副院長 整形外科 鹿山 悟
■お問い合わせ (一財)脳神経疾患研究所 附属 総合南東北病院 広報担当
郡山市八山田七丁目115番地 tel:024-934-5708(広報直通)
鏡開きする渡邉理事長(中央)ら関係者
歌と踊りで20歳の誕生を祝う「紙ふうせん」
一財)脳神経疾患研究所の介護老人保健施設・ゴールドメディア開設20周年記念式典は、4月30日(土)午後2時から1階ホールで開かれ、出席した同施設関係者や利用者さんら100人が〝満20歳〟の誕生を祝い合いました。
ゴールドメディアは平成8年4月1日、入所定員100人(短期8人含む)、通所リハビリ40人の介護老人保健施設として開所。当初は入所者が少なく、職員も未経験者が多いため24~25人の介護職・看護師らでスタートし、
勉強しながら業務に当たり、努力・改善を重ねて現在は職員数が76人に増えています。
式では渡邉一夫理事長と三浦和久施設長が「地域の温かいご支援で20歳を迎えました」とあいさつした後、利用者代表の佐藤竹子さん・星勝美さんが御礼の言葉を述べました。
渡邉理事長ら5人が樽酒を鏡開き、小野寺慶七財団顧問の発声で乾杯。渡邉理事長が20年勤続の渡部由紀さんら14人の永年勤続職員を表彰しました。ついでボランティア・紙ふうせんが
「365日の紙飛行機」「花」「真実一路のマーチ」の歌と踊りを披露し〝はたち〟を祝い、更なる発展を誓い合いました。
4月の手術件数は644件でした。内訳は眼科218件、外科89件、整形外科55件、形成外科50件、脳神経外科47件、耳鼻科41件、外傷センター40件、泌尿器科36件、心臓血管外科21件、 放射線治療科(陽子線)11件、呼吸器外科9件、婦人科8件、周産期センター5件、歯科口腔外科5件、麻酔科2件、消化器内科2件、放射線科2件、放射線治療科(本院)2件、小児心臓外科1件。
4月の救急車台数は394台。時間外の受診患者さんは1139人でした。