広報誌 南東北

 

ミカン

かぜを予防する〝冬の果物の定番〟便秘の改善や血糖値抑制にも効果

 一口にミカンといっても温州ミカン、夏ミカン、ハッサク、イヨカンなどがありますが、一般的には温州ミカンを指し日本生まれの柑橘です。 400年ほど前に中国から鹿児島に伝わった柑橘の種から偶然生まれた種で当時柑橘類の名産地の中国浙江省温州にあやかり名づけられたといわれます。 たくさんの品種がありますが、市中の店頭では品種名ではなく「有田ミカン」「愛媛ミカン」など地域名として売られていることが多いです。
【栄養】
 ミカンはビタミンCを多く含む(100g中32mg)のが特徴です。 中ぐらい(100g)のを3個食べれば、1日のビタミンC摂取目安量(100mg)を摂れます。
 ビタミンCは、新陳代謝を活発にして免疫力を高め、かぜを予防する効果が期待できます。 またミカンの皮に含まれる水溶性食物繊維のペクチンには、便秘を改善したり、コレステロールや血糖値の上昇を抑える働きがあるといわれます。 苦み成分のリモネンやテルぺノイドなどは抗がんに有効ともいわれます。
これらの作用とビタミンC・Eの抗酸化力が組み合わさって脳卒中や心臓病予防にも効果を発揮します。 ミカンの酸味であるクエン酸は、疲労の原因物質、乳酸の生成を抑制、疲労回復にも有効です。
 ペクチン、テルペノイドなどの成分は袋や皮、白い筋部分に多く含まれています。
【選び方】
 へたの切り口が小さく、果皮の色が濃く張りのあるもの、皮のツブツブが小さくはっきりして重みがあるものが良いです。 糖度は、果実が小さめで果皮が薄くて柔らかい方が高いといわれます。

(参考:果物ナビ、旬の野菜の栄養辞典 栄養管理科)

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