介護の扉


「遠距離介護の見守りサービス」

◆介護保険を積極利用
 離れて暮らす親が要介護になったら、介護保険サービスを積極的に 利用しましょう。サービスの利用に際しては、要介護者保険の意思を尊重し、意見を取り入れるようにして下さい。
◆湯沸かしポットで安否を確認
 離れて暮らす親の生活の様子をメールで連絡してくれる「見守りサービス」もあります。
 例えば、通信機能の付いた湯沸かしポットを親が使うと、登録先の携帯電話やパソコンに電子メールが送られてきます。
 一方、居間や寝室、トイレなど複数箇所に設置した赤外線センサーが、感知した在室状況をメール送信してくるものもあります。「寝室で過ごす時間が長い」場合、体調を崩しているかもしれません。親の生活リズムを把握することで、疾病の早期発見も可能となるのです。
 長時間にわたってトイレや玄関が利用されない場合にメールを送信するタイプもあります。
 
◆地域からの孤立を防ぐ
 これ以外にも、市区町村や地域ボランティアが行っている「声かけ」や「見守り」サービスを利用するのも一手ですね。精神的・肉体的、そして経済的にも負担の大きい遠距離介護を乗り切るためには、公的・民間、有償・無償の各種サービスを活用してください。
 何より大切なのは「親を地域から孤立させない」ことなのです。
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