介護の扉


「高齢者がクスリを服用する場合の注意」

 高齢になると、数種類の薬を服用することが多いので、飲み忘れや、飲む量を間違えるといったトラブルが発生することが多くなります。
 また、痴呆などにより、飲み間違えたことによって危険を伴う場合もあるので注意が必要です。
 このような面から、薬の服用や管理をお年寄りだけに任せることのないようにしなければなりません。
粉薬
お年寄りはむせやすいので、少し口に水を含ませて飲ませるようにしましょう。嫌がらないようなら、オブラートに包んで飲ませることも良いでしょう。
錠剤・カプセル剤
 服用後、胃や腸などに届いてから溶けるように調節されているものなので、勝手に錠剤を砕いたり、カプセルの中身だけを飲ませたりするのはいけません。飲み込みにくいようでしたら、医師と相談して下さい。
 
※飲み忘れや飲み間違いを防ぐために
一日分を朝昼晩ごとに分けて、それぞれ別の袋に保管し、外用薬と内服薬をきちんと区別して管理しましょう。家族がチェックできる体制を作っておくと安心です。
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