気候が暖かくなるにつれて、注意したいのが食中毒です。 食中毒になると、一般的に下痢、腹痛、おう吐などの症状がでます。
 時々、便に血が混ざることもあります。 特に幼児や高齢者がいる家庭では気をつけなければなりません。
食中毒の症状が出たら
下痢やおう吐をしたら、しっかり水分をとりましょう。
自分で勝手に判断して薬を飲むのはやめて、まずは医療機関を受診します。
食べたもの、食品の包装、店のレシート、吐いた物が残っていたら保管しましょう。食中毒の原因を調べたりするのに使います。
 
 
食中毒の症状が重くなりやすい人は
 以下の項目にあてはまる方(症状が重くなる可能性がある方)で、食中毒にかかったかもしれないときは、お医者さんにみてもらいましょう。 その際、以下の項目に当てはまっていることをお医者さんに伝えましょう。
★乳幼児や高齢者の方
★妊娠中の方
★肝臓疾患、がん、糖尿病の治療を受けている方
★鉄剤を飲む必要のある貧血の方
★胃腸の手術を受けた、胃酸が少ない等、胃腸に問題がある方
★ステロイドが入っている 薬を飲んでいる、HIVに感染している等、免疫力が落ちている方
★現在、病院に通院中の方
 
 
家族にうつさないようにする
うつらない・うつさないために、特に調理の前、食事の前、トイレの後、便や 吐いた物にさわった後は、よく手を洗いましょう。
食中毒にかかっているおそれのある人は調理をひかえましょう。
食中毒にかかっているおそれのある人が使った食器や調理器具は、洗剤で洗う だけでなく、熱湯をかけて消毒しましょう。
食中毒にかかっているおそれのある人の下着・衣類は、別に洗いましょう。
食中毒にかかっているおそれのある人は、家族の後にお風呂に入るようにしましょう。 湯舟のお湯は毎日かえましょう。
家族が食中毒にかかったら、お風呂の残り湯を洗濯に使うのはやめましょう。
 
 
菌を増やさないための賢いお弁当テクニック
お弁当は、抗菌テクニックをしっかり実践して、安心とおいしさをキープしましょう! 
Check Point!
@水分は少なく、味は濃いめに 
 これから夏にかけて、お弁当のおかずは、揚げ物など汁気の少ないものが正解。味付けもいつもより少し濃いめに。
Aご飯ものはここに注意! 
 傷みが早い炊き込みご飯や丼ものはアウト! おにぎりは直接手で握らずに、ラップで包むのが衛生的。
Bお弁当箱への詰め方にも一工夫!
「冷めてから詰める」のはお弁当づくりの基布中の基本。もちろん、冷たいものと熱いものを一緒に入れるのはご法度です。 おかず同士が直接くっつかないようにお弁当カップやラップを活用するのも○。
C前日の作りおきのおかずは、再加熱が鉄則!
お弁当の用意はできるだけ当日に。どうしても、の場合ば必ず火をいれ、菌を退治してからにしましょう。
  
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