腰痛を予防するための食事

 健康なからだをつくる基本の食生活は、栄養バランスのよい食事をすること、つまり6つの基礎食品群からまんべんなく食品を摂取するように心がけることですが、腰痛を予防するためには、骨を丈夫にする必要があります。  

 骨を丈夫にするために必要な栄養素は、まずカルシウムです。 厚生労働省では1日700mgカルシウムを摂取することを目標に、と掲げています。 しかしながら、日本人はカルシウム不足になりがらで、高齢になると腰痛の原因となる病気である骨粗髭症になっている人が多いのが現状です。

 カルシウムと合わせてとりたい栄養素にビタミンDがあります。 ビタミンDはカルシウムを効率よく吸収させ、骨への沈着を高める働きをします。腰痛を予防するには肥満しないように食生活にも気を配ることが大切です。

 

<カルシウムの含有量>

牛乳200g…200mg

スキムミルク20g…220mg

プロセスチーズ20g…126mg

煮干し10g…220mg

小松菜70g…203mg

<ビタミンDを多く含む食品>

マグロ、カツオ、サバ、うなぎ、ブリ、どじょう、しいたけ

 

カルシウムを効率よく摂取するためには…

カルシウムは意外と吸収されにくい栄養素です。効率よく摂取するためには、

ポイント1牛乳・乳製品でとる

(カルシウムの吸収率は牛乳や乳製品で40〜70%といわれています。)

ポイント2日光にあたり体を動かす

とよいでしょう。

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