世界初となる病院併設型加速器を用いたBNCT (ホウ素中性子捕捉療法)装置によるがんの治療が5月26日(火)、南東北グループの一般財団法人脳神経疾患研究所 附属 南東北BNCT研究センターで行われました。
午前11時に渡邉一夫理事長がBNCT装置のスイッチを押して照射治療を開始。同センターの髙井良尋センター長、廣瀬勝己診療所長らが治療を行いました。
患者は咽頭がんの疾患がある50代男性で、治療は予定通り無事終了しました。同センターが導入した病院併設型のBNCT装置と薬剤が3月に国の薬事承認を受けてから最初の症例で、病院機能の施設で治療を行ったのは世界で初めてとなります。