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上下部消化管内視鏡検査

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上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)

H20年は8820件の検査を行いました。早期癌の見落としのないように、のどもと(咽頭)から食道、胃、十二指腸にかけて丁寧に観察しています。嘔吐反射が強く、胃カメラが苦手な方には、細径スコープを経口もしくは経鼻で挿入することにより楽に検査をうけていただくことが可能です。

上部消化管内視鏡検査

また、精密検査では、ハイビジョン画質かつ拡大観察が可能なオリンパス社の最新のスコープを用いています。このほか、早期食道癌、下咽頭癌の診断に有効とされているNBI(Narrow band imaging)観察も同時に行っています。

上部消化管内視鏡検査

下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)

H20年は2858件の検査を行いました。大腸カメラはつらい検査だとよくいわれています。検査がつらい原因の多くは、腸がスコープに圧されてたわんでしまい、腸が引き伸ばされることにあります。

消化器センターのスタッフは、腸に負担がかかりにくいとされている軸保持短縮法による挿入を習得しており、患者さんにとって短時間で苦痛の少ない検査になるよう常日頃から心がけています。使用しているスコープのほとんどは、硬度可変といわれる硬さを自由に変えることができるスコープを使用していますので、患者さんの腸の状態にあわせてスコープの硬さを調節しながら検査を行うことができます。