病院ニュース&コラム

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南東北創薬・サイクロトロン研究センターが開院

2019/07/09

一般財団法人・脳神経疾患研究所が郡山市八山田七丁目の総合南東北病院管理棟西側に建設した「南東北創薬・サイクロトロン研究センター」が完成し、6月1日㈯に現地で開院記念式典が行われました。

 同センターは、南東北BNCT研究センターでがん治療を進めるために用いられる薬剤、認知症が発症する可能性を早期に発見するための薬剤などの研究・開発と臨床応用などを実現する目的で設立しました。BNCT(ホウ素中性子捕捉療法)の適応判定や治療効果判定、悪性腫瘍における低酸素細胞やDNA合成のイメージング(画像化)、認知症の超早期診断、パーキンソン病における新しい診断薬の開発などを行います。

 建物は鉄筋コンクリート造地上2階、地下1階で、延床面積は約1296㎡。施設内には大電流値照射が可能となった住友重機械工業社製のサイクロトロン(加速器)HM―20、全身のがんなどを一度に調べることができる半導体型PET―CT、病変部位の正確な特定ができる動物用PET―MRIなど、最新設備を導入しました。

 所在地は〒963―8052 郡山市八山田七丁目61-2。電話024(934)5610(代表)。

 開院記念式典には、関係者約100人が出席。渡邉一夫理事長が「当センターが新たながん診断・治療や認知症の早期発見など、最新医療の一翼を担い、より多くの患者さんに貢献できると考えています」と語りました。畑澤順センター長(大阪大名誉教授)、吉本高志センター院長(脳神経疾患研究所最高顧問)もあいさつしました。