エルフィットだより【L-Fit】

ご注意!スロージョギング

体重支持指数のこと知って

 最近、テレビの影響で街中にジョガーが増加しました。スロージョギングということらしいのですが、以前のジョギングブームでは膝や腰に障害を起こす人が増えて、ブームはウォーキングにとって代わられました。ウォーキングに比べると、ジョギングはゆっくりでも膝や腰に、より多くの負担を強いることになります。そこで知って頂きたいのが「体重支持指数」のことです。
 これは脚伸展筋力を体重で割って求められますが、普通に歩行するためには0.45以上、ジョギングをするためには0.6以上が必要とされています。それ以下で運動をすると障害を起こす危険性が高いので、ウォーキングやジョギングを行う前に筋力を高めてから実施しましょう。
 と、言っても自分では脚伸展筋力を測りにくいので、目安として20pの高さの台から何にも掴まらずに両脚で立ち上がるテストをしてみて下さい。これが出来れば体重支持指数は0.45程度と推測されます。さらに40pの高さの台から片脚で立ち上がれたら体重支持指数は0.6程度の筋力があります。ちなみに競技スポーツを行なう場合では、高さ10pの台から片脚で立ち上がれる体重支持指数は1.0以上が必要とされます。
 脚筋力のトレーニングにはレッグエクステンションやスクワットが有効ですので、詳しくはトレーナーにお尋ね下さい。
(エルフィットチーフトレーナー 仲田 貴之)
郡山市八山田3-8-3 TEL:024-991-1045
トップページへ戻る