ワンポイント・リハビリ
お腹引き締め腰痛を予防
 
☆腹横筋トレーニングを始めよう
 今回は腰痛解消法として話題になっている腹横筋トレーニング法をご紹介します。腹横筋とは、お腹と腰の最も内側にあり、ちょうどガードルのようにお腹を包み込んでいます。腹横筋が働くと、ガードルを締めたように腰が安定します。また、腹横筋は背骨の最もそばにある筋肉でもあり、直接背骨を支えることで腰を安定させるはたらきがあります。
 これらから、腹横筋は姿勢の保持や腰の安定に非常に重要な役割を果たしていますが、現代人は生活習慣の変化から腹横筋が弱っていると言われています。腹横筋が弱ってしまうと姿勢が悪くなったり、体を滑らかに動かすことが出来なくなったりします。また脊骨を十分に支えることが出来ないため、腰痛などの痛みが出やすくなったりします。そのため、日頃から腹横筋をトレーニングして、身体の内側から引き締めながら腰痛を予防していくことが大切です。
 このトレーニング法はとても簡単で、一見地味ですが、毎日継続していくことが重要です。みなさんぜひ試してみて下さい。

〔方法〕
 仰向けで両膝立てた姿勢で、お臍が背骨につくようにお腹を引っ込めます。(引っ込めたまま普通呼吸を行うのが上級者用です)まずは10秒×10回から始め、徐々に増やしてください。

 

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