ワンポイント・リハビリ
家庭で出来る腰痛体操
 
いま注目されている療法です。
 腰痛の原因は、骨折や骨の異常・関節の老化・椎間板の変性・筋肉の疲労などさまざまです。男女ともに悩んでいる方が多く、近年では慢性的な腰痛に対する体操療法が注目されています。
 
<腰痛体操とは>
 緊張している筋肉をほぐす「ストレッチング」と筋力を高める「筋力トレーニング」のことを指します。以下に示すような運動を一日朝夕2回継続することが大切です。筋力や筋肉の柔軟性を高め、痛みの軽減に役立てましょう。
※ストレッチングは反動をつけず、息を止めずに5〜10秒姿勢を保ちましょう。
 
図1 (背中・腰)
仰向けになり両手で両膝を抱えるようにして背中を丸める。
図2 (太ももの裏)
両足を伸ばして座り、少し脚を開いて状態を傾ける。
※筋力トレーニングは無理せず5〜10回から始めましょう。
図3 (腹筋のトレーニング)
仰向けで両膝を立て、お臍の辺りを見るようにして上体を起こす。
図4 (背筋のトレーニング)
うつ伏せで両手は体の横に置き、背中をゆっくりと反らせる。
  
<体操をしてはいけない腰痛>
 がんによって起こる腰痛や骨粗しょう症などによる圧迫骨折で起こる腰痛など。日に日に痛みが強くなったり、安静にしていても痛みを感じたりする場合は早目に医療機関を受診しましょう。

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