薬局だより
院外処方せん
有効期限は4日間 どこでも使えます
 医薬分業に伴い、病院では処方せんを交付して院外の調剤薬局で薬をもらう場合が多くなっています。処方せんは医師が患者さんの病気治療のため使われる薬の種類、量などを記載したものです。

Q:  処方せんはいつまで使えるの?
A:  処方せんには有効期限があり「交付日を含めて4日間」です。これを過ぎると無効になり
 ますので、早めに調剤薬局で薬をもらいましょう。
Q:  もらった処方せんはどの調剤薬局でもいいの?
A:  保険調剤している薬局なら全国どこでも有効です。調剤薬局では安心・安全・適切に薬を
 使ってもらうため、薬などのアレルギーや薬同士の飲み合わせの心配が無いか、などチェ
 ックして調剤し、それを説明しています。「かかりつけ薬局」を決めておくと複数の病院から
 の処方せんを見てチェックでき、より安心して服用できます。
Q:  処方せんをなくしてしまった場合は?
A:  再発行してもらう必要がありますから受診した病院に伝えて下さい。ただ再発行料がかか
 る場合があるので、なくしたり破損しないよう注意を。
Q:  処方せんが無くても、以前に調剤してもらった薬ならばもらえるの?
A:  できません。医師の診察で症状により出された処方せんに基づいて調剤しますので、その
 つど受診しなければなりません。
Q:  本人が薬局に行けない場合は?
A:  処方せんがあれば本人でなく家族などが代理で薬は受け取れます。

トップページへ戻る