はつらつ健康ナビ
半身浴でリラックス

 近年、脳の研究が急速に進んでいます。それに伴ない、脳の活性化を促すトレーニングが関心を集めています。そこで今回は、脳を鍛えるにはどうすればよいのか、ご紹介します。
 
 1.脳を鍛える準備をしよう
・しっかり食べて準備万端!
 脳が一日に必要なエネルギーは、全身の筋肉と同じくらい。ですから、ちゃんと食事を摂る、とくに朝食を食べることが、脳の活動にとっても大切です。また、よく噛むと、脳の血行がよくなり、集中力がアップします。

・睡眠も必要不可欠
 睡眠には2つの種類があります。そのうち、ノンレム睡眠といわれる、いわゆる「深い眠り」は、大脳を休ませるための睡眠です。脳を休息させるためにも、しっかりと睡眠をとりましょう。

 2.運動と趣味で脳を活性化!
・運動を生活に取り入れよう
 運動をすると、全身の血液循環がよくなります。これは、脳にとって大変よいこと。脳の血行がよくなると、脳細胞が活性化されるという研究結果も報告されています。散歩や体操など、適度な運動を習慣づけてみましょう。

・趣味で脳を活性化!
 指先を使うと、脳内の血行がよくなりますから、手芸や楽器演奏など、指先を使う趣味は、脳の働きを活発化させます。また、読書も脳を鍛えるいい手段といえます。秋の夜長に本を読んでみるのもいいでしょう。

 3.日常生活で脳を鍛える!
・積極性が大事!
 最近、簡単な計算をしているときに、脳の働きが活発化するという研究結果が報告され、話題となっています。日頃から、あまり難しくない足し算・引き算であれば、なるべく電卓を使わず自分で計算するようにしてみましょう。
 また、脳は新しいことにも敏感に反応し、活性化されます。新しい趣味を始めたり、何かを覚えようとする積極的な気持ちが、脳を鍛える第一歩なのです。

 
−すぐに役立つ暮らしの健康情報−こんにちわ 2005年11月号:メディカル・ライフ教育出版 より転載
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