はつらつ健康ナビ
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 あなたは先週どのような過ごし方をしましたか?一週間の行動を一枚の紙に書きだしてみてください。
さあ、質問です。
65歳未満の方―学校や仕事、家事など「しなくてはいけないこと」以外で外出をしましたか?
65歳以上の方―通院や家の用事(買い物)などでも結構です。一度でも外出をしましたか?
 
いいえと答えた65歳未満の方
 休日くらいは家でごろごろ過ごしたい、家事が忙しくて自分のための時間がない・・・。いいえと答えた方には、さまざまな理由があると思います。それでも、週に一度くらいは、健康のために外出する時間をもちたいものです。
 木々が芽吹くこれからの季節は、森林浴をかねて、散歩やハイキングなどに行ってみては。なにも電車を乗り継がなくても、近場の公園でもよいのです。
 「しなくてはいけないこと」にとらわれていないストレス・フリーの時間を意識的に作ること、またそうした状態で身体を動かすことは、健康を維持する上でとても大切です。
 
いいえと答えた65歳以上の方(高齢者)
 体調が悪いときは、無理をして外出する必要はありません。けれども、身体に何も問題がないのに、家に引きこもりがちになるのはよくありません。体力が低下して、外出することがますますおっくうになってしまいます。
 最初は週に1〜2回、10分程度でもよいので、外の空気に触れる時間を作りましょう。慣れたら、回数を増やし、また、近所を散歩してみてください。きっと今より身体の調子がよいことに気づくはずです。
 
外出+α
 散歩やハイキングで歩いたところを、絵地図にしてみましょう。道々拾ったきれいな葉をノートにはるのもよいでしょう。
 外出後の楽しみができるほか、創造的な作業は右脳を刺激し、老化予防にもなります。
 
 
−すぐに役立つ暮らしの健康情報−こんにちわ 2006年3月号:メディカル・ライフ教育出版 より転載
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