ちょっと気になる 500 文字
みなさんは、「国民皆保険」という言葉をご存じですか。 私たちの生活は、国によって、誰でも最低限の文化的生活を送れることが保障されています。これを社会保障制度といいます。 そして、社会保障制度の一環として設けられているのが「健康保険制度」です。 病気やけがは、私たちの身に予告なく起こります。もし、そうした状況に陥ったとき、医療を受けるための充分な貯えがあるとは限りません。「健康保険制度」は、そんないざというときに、誰もが平等に医療を受けることができるよう、国民全て(生活保護を受給しているなど一部の人を除く)に健康保険への加入を義務づけているのです。 国民は、国が運営する「国民健康保険」か、法人の健康保険組合が運営する「社会保険」のいずれかに加入します。この仕組みを「国民皆保険制度」といいます。 加入者が収入に応じた保険料を納めておくことで、医療が必要になったときに健康保険から医療費が支給されるため、自己負担分が数割で済む仕組みになっています。 |
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−すぐに役立つ暮らしの健康情報−こんにちわ 2006年4月号:メディカル・ライフ教育出版 より転載 |