はつらつ健康ナビ
音楽で癒される
 音楽は、ときに私たちを力づけたり、慰めてくれます。実際に、音楽は古くから医術としても用いられてきました。現代でも、ストレス緩和やリラクゼーションなどに、積極的に用いられています。
 私たちの感情に強い影響を及ぼす音楽。その゛癒し゛効果は大きいものです。 
 
気分に合った曲を選ぼう
 例えば、いくらクラシックがいいといっても、イライラしているときに聴いてもあまりすっきりしないものです。音楽を聴くときには、今の気分に合った曲気持ちがいいと感じる曲を選び、ありのままの感情に身をゆだねると、気持ちよく感じます。少し落ち着いてきたら、気分転換になる曲を選んでみましょう。

○落ち込んでいるとき・・・悲しい曲、静かな曲を聴く→やわらかい曲に移行していく
○イライラしているとき・・・激しいリズムの曲を、大きな音で聴く→明るい曲、さわやか
 な曲へ移行していく
○リフレッシュしたいとき・・・軽快で楽しい曲を選ぶ
自然の゛癒し゛リズム  〜1/fのゆらぎ〜
 小川のせせらぎ、小鳥のさえずり、木々のざわめき・・・これら自然の音には「1/f(エフ分の1)のゆらぎ」が含まれています。1/fのゆらぎのリズムには、ほどよい変化とほどよい規則性があります。
 人の細胞や、脈拍・脳波の変動リズムにも、1/fのゆらぎがあるといいます。そのため、1/fのゆらぎをもつ音は、私たちにとって心地よいリズムになるといわれます。
 自然界の音のほか、クラシック音楽にも、この1/fのゆらぎをもつ曲が多くあります。
 
−すぐに役立つ暮らしの健康情報−こんにちわ 2006年5月号:メディカル・ライフ教育出版 より転載
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