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『体格指数チェック』

 
 ここ数年のダイエットブームの影響や、健康に対する認識の改善から、若い女性だけでなく、男性や中高年でも減量される方が増えたようです。
 そこで、減量や健康維持の目安としてほしいのが、体格指数(BMI)です。体格指数とは、体重(kg)÷(身長×身長)(m)という計算式でだされる数値のことで、25以上になると肥満とされています(表参照)。また、数値が22前後の人は疾患にかかりにくい、という統計的なデータも報告されていますから、なるべく普通体重を維持するようにしましょう。
 ただし、体格指数が正常であっても、体脂肪が多く、筋肉が少ないケースがあります。また、その逆のパターンもあります。
 ですから、減量や体調管理には、体脂肪率の数値も非常に重要です。市販の体脂肪計などを活用し、定期的に体脂肪率も測定してください。ただ、市販の体脂肪計は、発汗時や入浴後、食後など、状況によって数値が異なることがあります。できれば毎回、同じ時間、同じ状況下で測るとよいでしょう。
体格指数による肥満の判断基準(表)
判定 低体重 普通体重 肥満
測定値 18.5未満 18.5以上25未満 25以上
                                   日本肥満学会の判定基準より


−すぐに役立つ暮らしの健康情報−こんにちわ 2006年8月号:メディカル・ライフ教育出版 より転載

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