はつらつ健康ナビ
運動前のウォーミングアップ
 気候も暖かくなり、何かスポーツでも始めてみようと考えている方も多いでしょう。しかし、いきなり運動を行うと、思っていたよりも身体が動かなかったり、思わぬけがをしてしまうことも。そうならないためには、ウォーミングアップが有効です。
ウォーミングアップの効果
 ウォーミングアップを行うと、身体が温まり、筋肉や腱がスムーズに動くようになります。その結果、自分の運動能力を最大限に発揮でき、けがも起こりにくくなります。また、精神的にも「これから運動するぞ」という意識が高まります。ですから、ウォーミングアップは心身両面の「運動の準備」として必要だといえるでしょう。
 この他、ウォーミングアップは運動後の疲労を早く回復させる効果もあります。
 
ウォーミングアップのやり方
 ウォーミングアップの基本は、有酸素運動です。ウォーキングや軽めのジョギングなどを、身体が温まる程度、だいたい10〜20分行います。また、その前後にストレッチを加えると、柔軟性が高まり、運動能力を発揮しやすくなります。そして、けがの予防効果も一層、高まります。
 けがをせず、楽しく運動をするために、ウォーミングアップを行うようにしましょう。
 
ウォーキング・ゴルフの前にもウォーミングアップを!
 すぐに始められる運動、ウォーキング。しかし、急に行えば、足を痛めたり、思った以上に早く疲れてしまいます。まずはゆっくり歩いて身体を温め、ストレッチをしてから行うようにしましょう。
 また、中高年の男性に人気のあるゴルフ。何もせず、ティグラウンドに立ってしまう人が多いようですが、ゴルフは長い距離を歩き、腕の筋力を使い、手首や身体をひねる動作が多いスポーツ。軽めの有酸素運動で身体を温め、しっかりとストレッチをするように心がけましょう。とくに、腕、手首、体幹、脚のストレッチは入念に。
−すぐに役立つ暮らしの健康情報−こんにちわ 2007年4月号:メディカル・ライフ教育出版 より転載
トップページへ戻る