ちょっと気になる 500 文字

「AGA(男性型脱毛)」

 年齢とともに髪がだんだん薄くなっていく−脱毛症のなかで最も多くみられる「男性型脱毛症」。CMなどの影響もあって、最近では、「AGA」ともよばれています。
 AGAの場合、発毛から脱毛にいたるヘアサイクルのなかで、太く長い毛に成長する期間が男性ホルモンや遺伝の影響で短くなるため、細くて脱毛しやすい毛が多くなり、結果として薄毛が目立つようになります。
 またAGAは、10代から発症することもあり、「進行性」であることもその特徴のひとつです。
 従来、AGAへの対処法は、市販の育毛剤を使うなどの方法しかありませんでした。効果があがらず、悩んでおられる方もいらっしゃるでしょう。
 2005年、発毛作用が確認されているAGA治療薬の輸入が承認され、現在では、医療機関(主に皮膚科)でAGAの治療が受けられるようになりました。(健康保険は適用外)。
 男性の3人に1人は、髪が薄くなっていくことに不安を感じているといいます。でもこれからは、こうした悩みは医師に相談できるのです。
 
−すぐに役立つ暮らしの健康情報−こんにちわ 2007年11月号:メディカル・ライフ教育出版 より転載

トップページへ戻る