はつらつ健康ナビ
笑顔で心も丸く
 
 誰しも、しかめっ面になどなりたくないもの。毎日、笑ってすごせれば、こんな素晴らしいことはありません。嬉しいとき、楽しいとき、それは自然と顔に現われ、表情がほころんできます。反対に、笑いたい気分でないとき、作り笑いであっても、心や身体によいアプローチをかけられるともいわれています。笑いの効用にはどんなものがあるのでしょうか?
笑顔の相乗効果
 優しい素直な笑顔を向けられると、自然とこちらの表情もゆるむもの。そんなときの心のなかは、何となく温かく、丸い気持ちになっていませんか?笑顔はこんな相乗効果をもたらします。
素敵な笑顔で心も晴れやか
 顔には表情筋という筋肉があります。笑うことが増えると、この筋肉が鍛えられ、より豊かな表情で笑えるようになります。顔の表情は心に生まれる感情にも影響を与えるという説もあり、素敵な笑顔は、心を晴れやかにしてくれるかもしれません。
自律神経に働きかける…
 笑顔になること、笑うことは、リラックスした状態を心にもたらし、自律神経を安定させます。自律神経が安定すると、血行がよくなるため、緊張で強ばっていた筋肉がほぐれたり、内臓にもよい影響を与えてくれます。
例え作り笑いでも…
 とても笑う気分になれない。そんなとき、作り笑いでもいいので、口の端を上げて笑ってみてください。どんな笑いであれ、身体にはよい影響が現われるのだそうで、笑っているうちに気持ちもきっと、丸くなり穏やかになっていくでしょう。
笑いと病気
 笑うことで、ナチュラルキラー(NK)という免疫細胞が活性化し、免疫力がアップします。また、笑うと、エンドルフィンという脳内物質が分泌され、痛みを和らげる効果があることも報告されています。
 
−すぐに役立つ暮らしの健康情報−こんにちわ 2007年12月号:メディカル・ライフ教育出版 より転載
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