栄養大百科
 
今月の栄養は… 「ビタミンE」
 
特徴・働き  

 身体の老化を促す因子として知られる活性酸素。ビタミンEは、強力な抗酸化作用があり、活性酸素の害を消去しようと働くビタミンのひとつです。  

 また、身体の末端にある末梢血管を広げ、血行をよくする働きもあります。そのため、これからの季節、冷え性に悩まれる方は、ビタミンEを多く含む食材を意識的にとるようにするとよいかもしれません。血液循環がよくなるため、筋肉疲労や頭痛にも効果があるといわれています。  

 ビタミンEは、体内に蓄積する脂溶性ビタミンですが、他の脂溶性ビタミンに比べ毒性が弱く、過剰症が起こりにくいとされています。とはいえ、一日の摂取基準(成人男性約9mg/成人女性約8mg)は守るようにしましょう。
 
多く含む食材
・アーモンド・ヘーゼルナッツ・小麦麦芽油・ひまわり油・綿実油・アボカド・あんこう(肝)
・うなぎ蒲焼きなど
   
  
 
 
−すぐに役立つ暮らしの健康情報−こんにちわ 2008年11月号:メディカル・ライフ教育出版 より転載

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