今月は酸性泉です
 
〜泉質〜 
 酸性泉は、欧州では少なく、日本特有の泉質である。その名の通り、酸性の強い湯で、臭いも強い。色は透明か、黄味を帯びた褐色をしている。  刺激が強いため、許可があるところ以外では、絶対に飲用しないこと。
 
〜効能〜 
 酸性泉は、別名「皮膚病の湯」「仕上げの湯」などとよばれる。これは、殺菌力が強く、水虫や湿疹など慢性の皮膚病に効くといわれるため。刺激が強いので、肌が弱い人、乾燥肌の人は入るのを避けたほうがよい。
  
〜全国の温泉〜
登別温泉 北海道
玉川温泉 秋田県
月ノ沢温泉 山形県
鳴子温泉 宮城県
岳温泉 福島県
草津温泉 群馬県
蔘科温泉 長野県
塚原温泉 大分県
黒川温泉 熊本県
など
 
<次のような場合は、温泉の利用を控えましょう>
1、急性の病気、とくに発熱しているとき
2、脳血管障害や虚血性心疾患などの発作間もないときや、治療中のとき
3、心臓病、腎臓病、肝臓病、糖尿病などで重症の場合
4、妊娠初期と後期
5、激しい運動の直後(30分以上あける)
6、食後すぐ(30分以上あける)
7、お酒を飲んだ後
8、急性感染症のとき
−すぐに役立つ暮らしの健康情報−こんにちわ 2009年2月号:メディカル・ライフ教育出版 より転載
トップページへ戻る