栄養大百科
 
今月の栄養は… 「ビタミンB6」
 
特徴・働き  
 私たちの身体は、様々な化学反応を起こすことでエネルギーを発生させたり、臓器を機能させています。その化学反応を起こすたんばく質を酵素といいますが、酵素が充分に働くには、それを助ける補酵素が欠かせません。  
 ビタミンB6はこの補酵素にあたり、アミノ酸の代謝や、心を落ち着かせる働きのある神経伝達物質−セロトニン、ギャバ、ドーパミン、アドレナリンなど−の生成に深く関わっている大切なビタミンです。水溶性ビタミンなので、食事での摂取で過剰症の心配はほとんどありません
 
<ビタミンB6が欠乏すると…>
・身体がだるくなる ・疲れやすくなる ・湿疹や皮膚炎になる ・口内炎、舌炎になる
・イライラしたり気持ちが不安定になる ・貧血が起こる など
多く含む食材
1日の摂取量の目安は、
●成人男性…1.4mg ●成人女性…1.2mg で、上限は60mgです。
・大豆…0.53mg ・鶏むね肉…1.06mg ・カツオ…0.87mg ・まぐろ赤味…0.85mq バナナ1本…0.38mg
※100g中の含有量
 
 
 

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