栄養大百科

今回の栄養素は、「ナイアシン」

ナイアシン

 ナイアシンという、このやや聞き慣れない名前のビタミンは、糖質・脂質・たんばく質のエネルギー代謝には欠かせないビタミンで、血行をよくし、肌を健康に保つ働きがあります。このため「肌のビタミン」とよぶ人もいます。またアルコールを分解する酵素を補助する役目も果たしていて、アルコールの摂取量が多過ぎると欠乏気味になります。ただ、日本で普通の食生活をしていれば、過剰症や欠乏症の心配はほとんどありません。

 ナイアシンは、加熱には強いのですが、水に溶けやすい性質をもっています。積極的にナイアシンを摂取したい方は、煮物をしたときに煮汁も一緒に摂るとよいでしょう。

 

たらこ

<多く含む食品>

 

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