介護の知恵袋

「おむつの上手な選び方」

 紙おむつの問題点のひとつは、経済性にあります。  

 そこで、経済的な負担を減らすために尿もれパッドを組み合わせて使うことが,紙おむつを使用するときには、よく行なわれています。

紙おむつを経済的に使う

 おむつ交換は1日6回から7回。おむつの種類や製品によっても違いますが、1枚100円のものを使用するとして1か月だと約20,000円になります。  

 紙おむつと尿もれパッドを組み合わせて使うと、紙おむつ自体に汚れがない場合、尿もれパッドの交換だけで済むので、計算では、約半分ぐらいの出費に抑えられます。

 なお、下囲みの要件を満たす方は、紙おむつと尿とりパッドの購入費用が医療費として認められます。医療費控除の手続きに必要な「おむつ使用証明書」は医療機関で発行されます。お気軽にご相談ください。

 

 

下記の用件全てに該当する方は、紙おむつ・尿とりパッドの購入にかかる費用が、医療費控除の対象になります。

  1. 6か月以上寝たきり状態である方
  2. 医師がおむつの使用を必要と認めた方
  3. 本人や家族が税金を納付している方
  4. 医療費の合計が年間で10万円、もしくは所得金額の5%を越えている方

 

−すぐに役立つ暮らしの健康情報−こんにちわ 2009年8月号:メディカル・ライフ教育出版 より転載

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