介護の知恵袋

「訪問看護でしてくれること」

病気になったとしても、身体が不自由になったとしても、住み慣れた家で生活を続けたい…。

訪問看護は、病気や障害をもつ人が自宅で療養生活を送れるように、支援をするサービスです。

看護師などが生活の場を訪れ、看護ケアや自立への援助を行います。自宅での生活を支援する、心強いサポーターといえます。

 訪問看護に従事しているのは看護師や保健師です。施設によっては、理学療法土・作業療法士・言語聴覚士も看護を行います。これらの専門家が医師と連携をとりながら、適切なケア・アドバイスを提供します。下図にあるように、訪問看護のサービス内容は多岐にわたります。

 訪問看護は、病気や障害のある方や、要支援・要介護認定を受けた方が利用できます。サービスを受けるには、かかりつけ医の指示書が必要です。利用を希望される方は、かかりつけ医やケアマネージャーにご相談ください。

 

訪問看護のサービス

●健康状態のチェック

●医師の指示による医療処置

●医療機器の管理

●在宅リハビリテーション

●精神・心理的なケア

●認知症の看護

●夕一ミナルケア (終末期の自宅療養)

●日常生活のサポート (清拭、入浴介助、食事や排泄などのケア)

●家族・介護者への介護支援

 

※サービス内容は、施設により異なります。

※医療保険や介護保険が利用できます。

 

−すぐに役立つ暮らしの健康情報−こんにちわ 2009年10月号:メディカル・ライフ教育出版 より転載

トップページへ