高齢者が住み慣れた地域で安心して楽しく暮らすため、日常生活を円滑にするためには、医療、保健、福祉、介護サービスなどにおける、自治体を中心とした関係団体の支援が不可欠です。
高齢者に、より快適な老後を過ごしてもらうために、様々な福祉サービスがあります。それらは各自治体によって種類や利用方法が異なりますので、市区町村の広報や、役所・医療機関に置かれているパンフレット、インターネットによる情報提供を確認するようにします。また、多くの福祉事業者によるサービスについても知っておくと心強いでしょう。
高齢者の場合、外出の機会が少なくなったり、コンピュータの扱いがよく分からないという人も多いので、情報収集には家族など周りの人たちの協力が不可欠となります。 また、各自治体の地域包括支援センターでは保健師、社会福祉士、主任ケアマネジャーが中心となり、高齢者の介護に関するマネジメントや総合的な支援を行っています。もちろん相談にものってくれます。
※こうしたサービスについては、地域の役所の福祉課や地域包括支援センターで相談にのってもらえます。
−すぐに役立つ暮らしの健康情報−こんにちわ 2012年3月号:メディカル・ライフ教育出版 より転載