介護の知恵袋

在宅介護のポイント

短期間であれば、在宅介護もそれほどの負担にはならないかもしれません。しかし、実際には、介護は延々と続くトンネルのように、先の見えない作業です。肉体的にも精神的にも、介護をする人にかかる負担はかなり大きなものといえるでしょう。

厳しい残暑とのつきあい方

介護は、要介護者が重度になるほど体力や時間、そして忍耐力も必要となる作業です。スキンシップを大切に、応援しながらできる限り一緒に行動することが必要になります。

ただし、場合によっては手を貸さずに見守ることも必要です。着替えなど1人でできたときは、ほめてあげるようにしましょう。心のつながりを大切にすることが、介護を長続きさせるポイントです。

自治体のデイサービスなどを利用する

食事や排泄、入浴や着替え、リハビリなど、介護者の仕事は多岐に渡り、その一つひとつが大変な作業です。しかも先の見えない作業ですから、介護をする側のストレスも並大抵のものではありません。 要介護者が高齢化するほど、認知症の傾向が表れたり、肉体も少しずつ衰えていきます。

そこで、介護者の負担を軽減する工夫が必要になります。自治体のデイサービス施設の利用の仕方などを調べたり、ケアマネジャーに相談してみましょう。入浴サービスやリハビリなど、介護者の負担がかなり軽減されるはずです。

 

−すぐに役立つ暮らしの健康情報−こんにちわ 2012年10月号:メディカル・ライフ教育出版 より転載

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