転ばぬ先のセルフチェック!
あくび
生活スタイルの見直しも

 腰痛は「二本足で立つ人間の宿命的な病気」と言われています。上半身の重みは、背骨に沿って垂直方向にかかりますが、それを支えているのが腰だからです。こうした腰への負担を和らげるために背骨はゆるやかなS字カーブを描いているのです。今回のセルフチェックで該当数が多い方は、生活スタイルを見直して、腰に負担をかけないよう心掛けましょう。

チェック表
当てはまる項目をチェックしてください。
  中高年である
  運動はほとんどしない
  太り気味である
  長時間同じ姿勢をとることが多い
  椅子に座って足を組んだり、床ではあぐらや横座りをする
  姿勢が悪いといわれる
  ベッドや敷布団は、身体が沈み込むくらい柔らかい
  ハイヒールをよく履いている
  ストレスを抱えやすい

チェックが0〜2個・・・問題のない範囲です。
チェックが3〜5個・・・生活習慣の改善を!
チェックが6〜9個・・・要注意!すでに腰痛が起きている可能性も・・・。

【セルフチェックの解説】
1、2=腰を支える筋肉が衰えると、筋肉疲労による腰痛が起こりやすくなります。適度の運動を心掛け、足や腰、背中の筋肉の衰えを防ぎましょう。

=太って腹が出てくると重心が前に移動し、それを支える背筋や腰椎に負担がかかり、痛みが起こることがあります。

=同じ姿勢をとり続けていると筋肉が常に緊張し、筋肉疲労や血行不良による痛みが生じることがあります。休憩をはさんで身体をほぐしましょう。

5、6,7=腰が不自然に曲がったり、背骨のカーブが歪んで姿勢が悪くなるため、腰に負担がかかって痛みの原因となります。

=靴のヒールが高いと身体のバランスを取ろうと、腰を反らせるため痛みが起こることがあります。足に負担の少ない靴を。

=ストレスで身体が常に緊張していると血行や姿勢が悪くなり、腰痛が引き起こされることがあります。また腰の痛みに敏感になることもあります。



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