転ばぬ先のセルフチェック!
あくび
ダイエットやめ、運動を

 骨はタンパク質などで出来た柔らかい骨梁(こつりょう)を、カルシウムで形成されている硬い骨皮質が覆っている構造になっています。このタンパク質やカルシウムが減少してスカスカになってしまった状態が「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」です。この状態になると、骨はもろくなり、ちょっとしたことで骨折しやすくなります。

チェック表
当てはまる項目をチェックしてください。
  牛乳などの乳製品をあまり摂らない
  小魚や大豆製品をあまり食べない
  インスタント食品や出来合いのお弁当など、加工食品をよく利用する
  タバコを吸い、お酒、コーヒーをよく飲む
  無理なダイエットをしたことがある
  散歩や階段の昇り降りなどの軽い運動もしない
  あまり屋外にでない
  家族で骨粗鬆症になった人がいる
  閉経が早かった。または生理が不順である(女性のみ)

チェックの数が多いほど、骨粗鬆症になりやすいといえます。
予防を心がけましょう。

【チェック表の解説】
1、2=体内のカルシウムが減少すると骨はもろくなります。

=加工食品には、カルシウムを体外に排出してしまうリンが多く含まれている場合があります。

=タバコやお酒、コーヒーはカルシウムの吸収を妨げます。またタバコは女性ホルモンを減少させ、閉経を早めます。

=無理なダイエットをすると、骨に必要な栄養素が不足しがちになります。

6、7=運動は骨を丈夫にします。また日光を浴びると骨の生成を促すビタミンDが活性化されます。

=骨粗鬆症は遺伝的な要因も強い、と考えられています。

=閉経が早いと骨の生成に関係がある女性ホルモンが減り始めるのも早くなります。また生理不順は女性ホルモンの分泌不足が影響している場合もあります。




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