健康生活あんないナビ
アンチエイジング(抗加齢)
1 老化を防止して健康増進をはかる
 加齢とともに身体は変化していくものです。しかし、食事などの生活習慣に気をつかうことで老化を遅らせたり、生活習慣病を予防することが出来ます。加齢の変化に対して積極的に取り組んで健康増進を図ることが「アンチ(抗)エイジング(加齢)」の目的です。
2 加齢による身体の変化とは
 年を重ねるにつれて、しわの増加など外見に変化が現れてきます。また臓器や脳の働き、免疫機能の低下などがみられます。これらの加齢変化を起こす大きな要因として「活性酸素による酸化作用」や「ホルモン分泌量の減少」が挙げられます。
3 まずは生活改善から
 最も大切なことは、生活習慣の改善への積極的な取り組みです。生活習慣を改善する方法は
@食事=タンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維、を多く摂る
A運動=自分に合った運動プログラムを生活に取りいれる
B水分=体重の30分の1を目安に充分な水分を摂る
C睡眠=質の高い睡眠をタップリとる
D精神=ストレスを軽減し、楽しく毎日を過ごせるようにする
E呼吸=腹式呼吸法を実践する
など。
4 医療機関で行えること
 健康診断を受けて異常がある場合は早期に治療することが大切です。また骨密度や血管の状態などを測定すれば、自分の身体を客観的に把握することが出来るでしょう。サプリメントの利用やホルモン補充療法などの方法もありますが、まずは食事や運動など生活を見直すことが大前提です。
☆酸化作用と老化☆
 活性酸素の酸化作用により老化が進行します。酸化作用は遺伝子を破壊したり、動脈硬化を進めたりします。この結果、しわの原因になります。ビタミンA、C、Eは活性酸素の作用を抑制するといわれます。
☆ホルモンと老化☆
 ホルモンは体内環境を整え、若さを保つ作用があります。体液の成分や体温を一定に保ちます。成長ホルモン、性ホルモンの減少が老化の一因といわれます。

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