葉に高い栄養価あり “おひたし”など普及し始める

健康なら毎日、お茶を頂かない日はないと思います。お茶は古来から身体に良い、とされて来ましたが、その評価は現代でも変わることはなく、様々な効果が科学的に立証されていますし、今なお研究が進められています。 　お茶が身体に良い理由の一つに「高い栄養価」が上げられます。お茶の葉の主成分は炭水化物とタンパク質ですが、ビタミン、ミネラル、カフェイン、さらにカテキンに代表されるポリフェノール類などの栄養素も多く含まれているのです。ただし、これらの約7割は、水（お湯）に溶けないで茶殻に残っている、といわれます。そこで最近ではお茶の葉まで食べられるお浸しなどのメニューが普及し始めているのです。そこで“お茶の効果ア・ラ・カルト”をどうぞご参考に。

《がん予防》

お茶の葉にはビタミンAやC、食物繊維、カテキンなど、がん予防に良いとされる成分が多く含まれています。しかし、ビタミンAと食物繊維のほとんどは茶殻に残っています。

《動脈硬化を予防》

お茶の葉にはビタミンCやE、カテキンなど、抗酸化作用や血中コレステロール低下の作用がある成分をたくさん含んでおり、これによって動脈硬化の予防が期待されます。しかしビタミンEは水に溶けないので茶殻に残ってしまっています。

《血圧上昇を抑制》

カテキンやアミノ酸の一種テアニンなどの作用により、血圧の上昇を抑えます。

《居眠り防止》

カフェインの覚醒作用により眠気を覚まします。カフェインには、この他に利尿作用などもあります。

《その他の効能》

お茶には以上の他にも、殺菌作用、口臭・むし歯予防、リラックス効果、美肌効果、など様々な効能があります。

トップページへ戻る