“神の手”の手術を受けて(下)
全てに感謝し生きています
 2回目の手術です。予想より視神経への癒着がひどかったようで、7時間ぐらい、かかったようです。目が覚めたとき、横に福島先生がいました。そして「良く見えましたネ。これで全部取りましたから大丈夫」と言って頂き、その声に涙が出ました。2日目には食事もトイレも行けて、3日目にはメールも出来ました。退院まで、大好きな絵本を1日5冊くらい読めました。全国の友人に絵手紙を書きました。みんな「信じられない」と。
 退院する前の日、病室の窓から昇る朝日を見ました。気が満ちてくるのを感じました。私は生きているんだ、と感じました。命の愛おしさを自ら感じたひと時でした。全ての方、物に感謝したいと思いました。そして今、大切に生きています。とても元気です。入院前、仕事で教えていた中国の生徒から、勉強は大嫌いなハズなのに手紙が届きました。「先生、お大事に!僕も日本語頑張っています」。これには泣きそうでした。
 それから、色々な道がひらけてきました。今は地元の小学校で日本語を外国の子に教えています。この夏、サイパンの先のテニアン島に行ってきました。玉砕の島です。ジャングルに入り、原爆機が飛び立った、その場で地元の子供たちと追悼してきました。55歳にして新たな世界が広がっています。こんな機会を作って下さった皆さまに心からお礼を申し上げます。
 もし、今後に入院することになったら(避けるよう努力します)、総合病院なので何の病気でも迷わず総合南東北病院を選びます!皆さんにも宣伝します。福島先生のような医師、総合南東北病院のような病院が日本に沢山できることを切に祈りつつ、高齢者や弱者が安心して任せられる医療の構築に私たちも頑張らなくては、と思いつつ…。ありがとうございました。
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福島先生の受診
南東北病院グループの東京クリニック(東京駅丸の内北口)で受けられます
(総合南東北病院で受診することはできません)。
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