健康生活あんないナビ
日焼けにご注意
紫外線が皮膚ガン招く ひどい日焼けはやけどと同じ
 
◎日焼けは健康的?
 かつては日に焼けた小麦色の肌には健康的なイメージがありました。しかしオゾン層の破壊により紫外線の量が増えている昨今では、日光に過度にあたると、皮膚に悪影響を与える、と考えられるようになっています。紫外線に当たり過ぎると肌の老化をすすめ、皮膚がんの原因にもなることが分かってきたからです。  
 紫外線はその波長と作用によって3種類に分けられています。〔短波長紫外線(UV-C)〕は非常に有害な紫外線ですが、幸いオゾン層で吸収されるため地表には届きません。しかし〔中波長紫外線(UV-B)〕と〔長波長紫外線(UV-A)〕は地表まで届き、私たちの皮膚に様々な影響を及ぼします。その影響をみましょう。
《サンバーンとサンタン》
 中波長紫外線は肌が急性の炎症を起こして赤くなる「サンバーン」つまり太陽が燃える、という状態を引き起こします。長波長紫外線はメラニン色素が増えて肌が黒くなる「サンタン」という反応を起こします。この2つの状態を一般に日焼け≠ニ呼びます。肌が急激な炎症を起こしたサンバーンは、火傷(やけど)と同じ状態です。熱をもったり、ヒリヒリ痛む場合は、冷えた濡れタオルやローションなどで患部を冷し、安静にしてください。水ぶくれを起こした場合は病院を受診しましょう。これからの季節はレジャーなどの際は、日焼け止めを使って肌を保護するようにしましょう。
 
☆日焼け止めのマメ知識
〔SPFとは〕
UV-Bの防御効果を示すものです。数値が大きいほど効果があり、最高値はSPF50と定められています。
〔PAとは〕
UV-Aの防御効果を示すもので、次の3つで表示されます。
@PA+=効果あり
APA++かなり効果あり
BPA+++=非常に効果あり
 
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