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秋の味覚と言えば、果物や野菜、海のサンマ、サケと並んで森の恵み「きのこ」が挙げられます。味、香り、食感―古代から日本人はきのこを好んで食べてきました。そして、近年は様々な研究によって、きのこには多くの効果が期待出来ることが分かってきました。しかも、きのこは全般的に低カロリーなのでダイエット中などでカロリーが気になる方にもお勧めの食品です。
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きのこ、と言えば秋が旬、となりますが、春や梅雨どきに旬を迎えるものも少なくありません。例えばシイタケは秋だけでなく、春(3〜5月)にも旬を迎えますし、天然のキクラゲは春から夏にかけてが旬とされています。
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きのこに期待出来る効果・効能
〜動脈硬化、高血圧の予防〜
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きのこにはコレステロール値や血糖値を下げる働きがあるとされるものなど、動脈硬化・高血圧の予防が期待される種類が多くあります
《骨粗鬆症の予防》きのこは日光に当てるとビタミンDに変化するエルゴステロールという物質が豊富。ビタミンDは腸でのカルシウムの吸収や骨の再生を促す働きがあります 《抗酸化作用、免疫力の向上》近年、きのこは非常に強い抗酸化作用がある、という実験結果や、免疫力を向上させる効果がある、といった報告が相次いで出されています。また、抗アレルギー作用や生活習慣病、がんなどの予防、改善効果も期待されており、さらなる研究が進められています 《便秘の予防、改善》きのこは食物繊維が豊富なので便秘の予防や改善が期待されます。
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注:これらの効果・効能にはまだ研究中のものもあります。また、きのこを食べれば疾患が治る、というのではなく、予防や改善が期待されているにすぎません。疾患を治療中の方は医師と相談のうえ、指示に従って下さい。
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