冬の防火訓練を実施

素早く患者さんを避難誘導

患者さんを運び出す職員たち

 火災など災害での被害を防ぐため、総合南東北病院グループでは日頃から訓練が行われていますが、そのうち今年度の冬の防火訓練が12月4日(金)午後2時から病院北棟を中心に行われました。
 当日は約100人の職員が訓練に参加、「北棟の16病棟から出火」の想定で職員が車椅子、独歩、担架の患者さんなどの役になり一部は患者さんも加わって、実際に病室から避難する訓練が繰り広げられました。消火器の取り扱いでは外庭に出て、これまで消火器を扱ったことのない研修医や職員が実際に噴射して燃え盛る火を次々に消していました。
 終了後の反省会では「ハッキリと大きな声が出ていて良かった。緊張感もあって初期消火も迅速に行われた」との講評があった反面、「患者さんの誘導では担架の搬送が遅かった」との反省点も出され、今後の課題となりました。

渡邉理事長FMラジオに出演中

 一般財団法人 脳神経疾患研究所の渡邉一夫理事長が目下、ふくしまFMの番組に出演しています。番組のタイトルはズバリ「渡邉一夫の医療を語る」です。11月から22年3月までの月1回の5回シリーズ。毎月第4金曜日午後1時から1時25分までオンエアします。内容は、がん、アルツハイマー病を早期発見できるPET装置や、がんに対する陽子線治療など、最新の医療を紹介しています。今後の放送予定は次の通りです。(いずれも午後1時から25分間)
 ◆第2回=12月25日(金) ◆第3回=1月22日(金) ◆第4回=2月26日(金) ◆第5回=3月26日(金)

福祉職場で就業体験〜総合南東北福祉センター〜

介護について講演や実技も
 11月10日(火)に総合南東北福祉センターの地域交流ホールで、郡山市シルバー人材センター連合会主催による「福祉施設の職場就業体験」が行われました。高齢者の再就職やボランティアなど社会参加するための準備を行うに当たって「シニア就業支援プログラム事業」の一つとして支援しようという事業です。

熱心に学ぶ参加者の皆さん

 この日は9人の受講生が来所して、総合南東北福祉センターでの介護についての研修となりました。参加者は、介護スタッフとリハビリテーションのスタッフによる介護についての講義と、車椅子からベッドに移乗させる作業の実技について学びました。受講者にとってはとても有意義な勉強だったようで、真剣な面持ちで研修を受けていました。「とても、満足しています」という声もあり、付き添っていた関係者も「ぜひ、もう一度、こちらで介護現場の就業を体験する機会を持ちたい」と語っていました。
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