インドネシア人看護師

1月に2人受入れ
 総合南東北病院では、かねてから日本・インドネシア経済連携協定(EPA)に基づくインドネシア人看護師候補者の受け入れについて準備を進めていましたが、昨年12月に本決まりとなりました。当院で受け入れるインドネシア人は2人です。
 2人はドゥイ・アストゥティさんとプスパワティさんです。受け入れの目的は、日本の病院などで就労して日本の看護師国家資格を取得することにあります。受け入れのスケジュールは、新年1月15日までに中央での研修を終了し1月16日(土)に当院に着きました。18日(月)から当院での勤務を開始しています。受け入れている部署は看護部で、期間は向こう3年間となっています。2人はインドネシア国看護師の資格は持っていますが、当院では看護助手として勤務し勤務条件は正職員と同じです。ただし、勤務時間内に学習時間を設けて勉強してもらいます。院内で見かけたら温かく迎え、励ましてやって下さい。

NTTから車イス 〜総合南東北福祉センター〜

総合福祉センターに寄贈

目録の贈呈を受ける利用者の渡辺ミエ子さん(右)

 総合南東北福祉センターにNTT東日本-福島から車椅子3台が寄贈されました。これは(株)NTT東日本-福島で社会貢献活動の一つとして「マッチングギフトプログラム」制度が行われていて、NTT社員の自発的な募金に合わせてNTT東日本も同額を寄付(マッチング)して、福祉施設で使用する福祉用具などの購入資金として寄贈している活動に基づくものです。今年で通算15回になりました。
 今年は総合南東北福祉センターの特別養護老人ホーム「南東北ロイヤルライフ館」が対象施設に選ばれたもので、リクライニング車椅子を含む3台を頂きました。この贈呈式が12月17日(木)午前11時から施設内で行われ、NTTから社会貢献推進会議の菊池正武氏、同郡山支店の今田斉支店長が出席、あいさつがあったあと利用者代表の渡辺ミエ子さんと坂井施設長に目録が贈呈されました。これに対し、南東北福祉事業団の大森正義常務理事から「私どもの施設には絶対に必要な用具を頂き、さらに利用者さんの接遇を向上させるため有効に活用させて頂きます」と御礼のあいさつがあり、菊池氏に感謝状を贈りました。

医療福祉環境アドバイザー

新たに3人が資格取得
 このたび、総合南東北病院に新たに3人の医療福祉環境アドバイザーが誕生しました。このアドバイザーは医療福祉の環境ホスピタリティの基本として、感染予防などを本格的に勉強する資格となります。さらに医療・福祉・介護の従事者が受験する「感染予防の唯一の専門資格」でもあります。つまり、医療福祉の分野で感染予防の共通言語≠ニなる資格なのです。内閣府認証のNPO法人日本医療環境福祉検定協会(JMEO)が認定します。

あいさつする八巻さん

 当院では感染予防対策委員会で院内感染対策を進めていますが、その一つとして職員が積極的に医療福祉環境アドバイザーの資格を取得して@空調・害虫・清掃など施設環境整備の技術的知識Aウイルス・細菌・微生物などの基本的知識B事例研究・マニュアル・関係法規など指針となる知識、の3つの知識を全てのスタッフが共通認識できるようにしたものです。
 当院ではすでに2人がこの認定を受けており、今回資格認定を受けたのは1級で八巻雅恵さん(三春南東北リハビリテーション・ケアセンター 介護福祉士)、2級で勝又清子さん(総合南東北病院 看護師)、3級で高橋和枝さん(南東北がん陽子線治療センター 事務職)の3人で、朝礼の席上、渡邉一夫理事長から3人に改めて認定証が交付され、3人を代表して八巻さんが「今後もさらに知識を深めて院内感染の予防に力をつくしたい」と抱負を述べました。
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