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水と健康

水分補給には気を配って

 私たちの生命に欠かせない「水」。健康のためにも水分補給には気を付けていたいものです。そこで「水と健康」について考えてみましょう。
1日に必要な量とは
 身体からは1日に1.5L〜2Lの水が失われていると言われます。これに対して、毎日の水分補給としては@3度の食事から摂取する水が0.6L〜0.8LA代謝水と呼ばれる「体内の化学反応で出来る水分」が0.2L〜0.3LB残りの0.8L〜1Lは飲料として摂取しています。このうち飲料水は一度に沢山ではなく小まめに飲む事が大切です。
飲み水の種類
 大きく5つに分類されます。@ミネラルウォーター=地下水を原水とする飲料水をいいます。ミネラル(無機質)の成分の規定はありませんA硬水と軟水=「硬度」は水に含まれれるカルシウムとマグネシウムの合計量を表します。含まれる量が、ある値より少ないものを軟水、多いものを硬水と呼んでいます。アジアの稲作地帯には軟水が多く日本人はこの軟水を好みますB海洋深層水=200mより深い海から採水して塩分を除いた水です。汚染がほとんど無く、清浄でミネラルが豊富に含まれていますCイオン飲料=スポーツドリンクなどで、体液とほぼ同じ成分です。スポーツなどで大量に汗をかいた時などに、体内の環境を維持するのに役立ちますDアルカリイオン水=カルシウムイオンを含む水を電気分解して作ります。市販の水もありますが、整水器が家庭用医療機器として認められています。
高齢者は注意を
 加齢してくると、体内で水分が不足した場合でもノドの渇きを感じなくなります。小まめな水分補給が大切です。しかも、老廃物を体外に出すために若い頃より多くの水分が必要となります。腎臓の機能が低下して血液のクリーニング能力が落ちるためです。水分が少なくなると、血液がドロドロになって流れにくくなり、脳梗塞の危険が高まります。特に寝る前や入浴後には水分を補給するようにしてください。
 

高齢者は若い時代より多く

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